大阪に本社がある回転ずしチェーン大手「スシロー」の運営会社は、今月13日から始めていた割り引きキャンペーンで、テイクアウトをした客の一部に割り引きが適用されていなかったことを明らかにしました。会社では返金するなどの対応を進めることにしています。
「スシロー」の運営会社によりますと、今月13日から始めていた「全品10%割り引き」のキャンペーンで、インターネットでテイクアウトの注文をしたり、店内で飲食をしたあとにテイクアウトの注文分を同時に会計したりした客らの一部に対して、割り引きが適用されていなかったということです。
割り引きがされていない客のレシートには「期間限定10%オフ」の文字がないとして確認を呼びかけています。
システムの不具合が原因だということで、運営会社では利用した店舗にレシートを持参するなどしたら、差額分を返金するとしています。
会社では、すでにシステムを改修していて、16日以降はこうした不具合が起きないよう対処しているということです。
割り引きキャンペーンは予定どおり、17日まで続けるとしています。
このキャンペーンは、客が迷惑行為に及んだ動画がSNSで拡散したあと、応援するメッセージが広がったことを受けて会社が始めたものでした。
-- NHK NEWS WEB