ことしの春闘で大手電機メーカーの労働組合は、ベースアップ相当分として月額7000円の賃上げを求める要求書を経営側に提出しました。要求額は25年ぶりの高い水準で、記録的な物価上昇に見合う賃上げがどこまで実現するかが焦点です。
大手電機メーカーなどの労働組合でつくる「電機連合」はことしの春闘で、基本給を引き上げるベースアップ相当分として、月額7000円以上の賃上げを求める方針を決めています。
このうち、日立製作所の本社では、労働組合の半沢美幸中央執行委員長が経営側に要求書を手渡しました。
今回、ベースアップ相当分として、去年を4000円上回る月額7000円の賃上げを求めていて、金額としては1998年以来、25年ぶりの高い水準となります。
-- NHK NEWS WEB