民進党の蓮舫代表は、山梨県韮崎市で記者団に対し、25日に行われた年金制度改革関連法案の委員会採決を改めて批判し、丹羽衆議院厚生労働委員長の解任決議案や塩崎厚生労働大臣に対する不信任決議案の提出も検討していく考えを示しました。
この中で蓮舫代表は、年金制度改革関連法案の委員会採決について、「国会を軽視した強行採決で論外だ。すべての国民がよって立つ将来の生活保障の年金の法案にもかかわらず、『国民は気付かないだろう、怒らないだろう』という政権のおごりだ。猛省を力強く促したい」と改めて批判しました。
そのうえで、蓮舫氏は「いろいろな決議も当然視野に入れて、適時適切な対応を取りたい」と述べ、丹羽衆議院厚生労働委員長の解任決議案や、塩崎厚生労働大臣に対する不信任決議案の提出も検討していく考えを示しました。
また、蓮舫氏は政府・与党が今月30日までの今の国会の会期の延長を検討していることについて、「当然、賛成できない。政府・与党の完全な読み違えに、おつきあいする義理はどこにもない」と述べました。
-- NHK NEWS WEB