アメリカのニューヨークと首都ワシントンを1時間程度で結ぶリニア新幹線の実現に向けた機運を高めようと建設促進をPRするイベントがニューヨークで開かれました。
22日、ニューヨークで開かれたこのイベントは、開発主体のアメリカ企業と日本国内で品川と名古屋間のリニア中央新幹線の建設を進めるJR東海が共同で開き、アメリカ政府やニューヨーク州の関係者、それに地元選出の議員などおよそ100人が参加しました。
イベントではアメリカ企業のトップが講演し、リニア新幹線の開発は雇用の創出や産業振興につながり、車の交通量の減少を通じて温室効果ガスの排出を減らすこともできるとアピールしました。
ニューヨークと首都ワシントンのおよそ360キロメートルを1時間程度で結ぶ建設計画は現在、先行区間のボルティモアとワシントンの間のおよそ65キロメートルについて連邦政府の補助金を受け、環境影響評価の手続きが進められています。
-- NHK NEWS WEB