今月1日、埼玉県川口市と横浜市で3件相次いだ切りつけ事件のうち、横浜の事件で逮捕された会社員が、川口の事件にも関わった疑いがあることが分かり、警察は24日にも傷害の疑いで再逮捕する方針です。警察によりますと、これまでの調べに容疑を否認しているということです。
今月1日午後8時ごろ、横浜市のJR保土ケ谷駅近くの歩道で20代の男性が刃物のようなもので太ももを切られた事件では、保土ケ谷区の会社員、森川浩昭容疑者(62)が傷害の疑いで逮捕されています。
この事件の1時間半ほど前には、およそ40キロ離れた川口市の路上で60代の女性と40代の男性が足を切られる事件が起きていたことから、警察が関連を捜査していました。
その結果、捜査関係者によりますと、容疑者が川口市の事件のうち40代の男性が切りつけられた事件に関わった疑いがあることが分かったということです。
警察は24日にも傷害の疑いで再逮捕し、詳しい状況を調べることにしています。
捜査関係者によりますと、容疑者はこれまでの調べに対し、「川口市で仕事を終えて電車に乗って保土ケ谷まで帰ったが、人とぶつかってはいない」などと、容疑を否認しているということです。
-- NHK NEWS WEB