31日午後、兵庫県篠山市の県道で走行中のトレーラーから重さ4トンほどの金属製の積み荷が落下して対向車線の乗用車を直撃し、乗っていた女性2人のうち1人が死亡、1人が大けがをしました。警察は、トレーラーの運転手を過失運転傷害の疑いで逮捕して調べています。
31日午後3時20分ごろ、兵庫県篠山市今田町の県道で走行中のトレーラーの荷台から重さ4トンほどの金属製の積み荷が落下し、対向車線の乗用車を直撃しました。
乗用車は屋根などが大きく壊れ、運転していた兵庫県宝塚市の会社員、日裏真岐子(50)さんが頭を強く打って死亡し、助手席にいた同僚の会社員で兵庫県三田市の蘆田桂子(60)さんが腰の骨を折る大けがをしました。警察によりますと、落下した積み荷は、大型クレーンに取り付けるおもりで、縦およそ4メートル、横およそ1メートル、厚さが50センチほどあり、荷台から2つが落下したということです。また、固定用のワイヤーが切れていたということです。
警察は、トレーラーを運転していた大阪・住之江区の会社員、下元明海容疑者(69)を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕し、詳しい状況を調べています。
-- NHK NEWS WEB