全国でおよそ600店舗を展開するファミリーレストランの「ジョイフル」は、鳥インフルエンザの拡大で、卵の安定的な仕入れが難しくなったとして、28日から卵を使った一部のメニューの販売を休止することを決めました。
大分市に本社がある「ジョイフル」によりますと、全国のおよそ600店舗で、28日午後3時から卵を使った一部のメニューの販売の休止や内容の変更を行います。
販売を休止するのは、キッズメニューのオムライスプレートやモーニングのスクランブルエッグプレートのほか、単品の生卵などです。
また、一部の定食や弁当に使われている目玉焼きを、ベーコンやポテトサラダなどに変更するということです。
会社では、鳥インフルエンザの拡大で、卵の安定的な仕入れが難しくなったためだとしていて、メニューを再開するめどは立っていないということです。
ジョイフルの担当者は「メニューを維持するためになんとかやりくりをしてきましたが、供給が厳しくなり苦渋の決断をしました。お客様にはご迷惑をおかけしますがご理解いただきたい」と話しています。
-- NHK NEWS WEB