4月以降の電気料金の値上げ申請が相次いでいることについて、公明党の山口代表は、燃料価格は落ち着いており、電力会社の見積もりが過大ではないかと指摘し、料金の抑制に取り組むべきだという考えを示しました。
大手電力会社からは4月以降の電気料金の値上げの申請が相次いでいますが、政府は岸田総理大臣の指示を受けて厳格に審査を行う方針で、各社が求める4月からの値上げは難しい状況です。
これについて、公明党の山口代表は、記者会見で「天然ガスや原油が高騰した時期もあったが、去年の暮れから下がり、足元では落ち着いている。電力会社の値上げ申請は、今後の市況の見込みで過大な見積もりがあるのではないか」と指摘しました。
そのうえで「申請の中身を厳格に審査することが大事で、4月の値上げを認可しないくらいの決断をしたうえで、内容も圧縮し抑制していくことが、今の状況に合っているのではないか」と述べました。
-- NHK NEWS WEB