ネット銀行大手の住信SBIネット銀行は、3月29日に東京証券取引所の「スタンダード市場」に株式を上場することになりました。
住信SBIネット銀行は、三井住友信託銀行とSBIホールディングスが50%ずつ出資して2007年に開業し、住宅ローンなどを中心に、預金残高が8兆円を超える国内大手のネット専業銀行です。
ウクライナ侵攻による市場環境の悪化を理由に去年3月、東京証券取引所への上場の手続きを一時延期していましたが、去年10月、手続きを再開していました。
これを受けて東証では28日、3つある市場区分のうち「スタンダード市場」に、3月29日付けで上場させることを承認しました。
銀行としては、異業種が銀行業に参入するためのサービスなどに上場によって得た資金を活用し、住宅ローンに続く新たな収益の柱として事業を強化したいとしています。
-- NHK NEWS WEB