新年度の1日から、社会保障の分野でさまざまな変更が行われます。
年金支給額は、去年1年間の物価水準が下落したのに合わせて、0.1%引き下げられます。1か月当たりの支給額は、国民年金が満額で67円減って6万4941円、厚生年金が夫婦2人の標準的な世帯で227円減って22万1277円となります。一方、1か月当たりの国民年金の保険料は、段階的な引き上げなどにより、230円上がって月額1万6490円となります。また厚生年金は、従業員が500人以下の企業で働くパートなどの短時間労働者にも、労使の合意があれば適用されるようになります。
-- NHK NEWS WEB