6日午前、福岡県久留米市の九州自動車道で、観光バスから火が出ました。乗客・乗員あわせて26人は全員、外に避難してけがはないということで、警察や消防が詳しい状況を調べています。
警察と消防によりますと、6日午前9時10分ごろ、福岡県久留米市の九州自動車道下り線の「宮の陣バス停」で、「大型バスから煙が出ている」と運転手から通報があったということです。
消防が駆けつけたところ、車体から火が出ていて、ポンプ車など8台が出て消火にあたり、火はおよそ2時間後に消し止められました。
NHKのヘリコプターが、午前10時すぎに上空から撮影した映像では、道路脇に止まったバスの後方部分が激しく焼け焦げ、天井も焼け落ちているのが分かります。
警察によりますと、火が出たのは福岡市から柳川市に向かっていた観光バスで、乗客と乗員あわせて26人が乗っていて、全員、バスの外に避難してけがはないということです。
バスを運行していたのは福岡県大川市の観光バス会社、「イースター」で、会社によりますと乗っていたのは韓国からの団体客で、会社が用意した別のバスで目的地に向かったということです。
警察によりますと、バスの運転手は現場で警察官に対し、「走行中にタイヤが破裂したのでバス停に入ったところ煙が出た」と話したということで、警察や消防が詳しい状況を調べています。
-- NHK NEWS WEB