全日空と日本航空は、原油価格の上昇で航空機の燃料価格が上がっているとして、国際線の運賃に上乗せする特別運賃、燃油サーチャージを1日発券する分から値上げします。
燃油サーチャージは航空機の燃料価格に応じて航空会社が国際線の運賃に上乗せする特別運賃で、2か月ごとに見直されます。全日空と日本航空は、このところの原油価格の上昇で燃料の価格が上がっているとして、1日に発券する分から燃油サーチャージを引き上げます。
具体的には、日本と北米やヨーロッパなどへの路線は片道で、これまでより3500円高い7000円に、ハワイやインドなどへの路線は2000円高い4000円となります。また、タイやシンガポールなどへの路線は1500円高い3000円、中国や香港などへの路線は1000円高い1500円になります。
今回の上乗せは今月と来月に発券する分が対象で、6月以降については燃料価格の動向を踏まえて決めることにしています。
-- NHK NEWS WEB