日本維新の会は、中条きよし参議院議員がおよそ313万円の年金保険料を納めていなかったことを明らかにしました。
日本維新の会の中条きよし参議院議員は、ことし1月、週刊誌の報道で年金保険料の未納期間があると指摘され、事実関係を確認する考えを示していました。
藤田幹事長は記者会見し、中条氏が日本年金機構に問い合わせたところ、納めていたのが確認されたのは合わせて54か月分で、推計でおよそ313万円の保険料が未納だったと明らかにしました。
中条氏は「議員になる前の出来事ではあるが、私自身の不徳のいたすところであり、深く反省している。多大なご迷惑をおかけしおわび申し上げる」とするコメントを発表しました。
藤田氏は「年金問題に限らず、政治家は社会の責務を果たすことをお願いする立場であり、地方議員も含め、すべての党関係者の襟を正していきたい」と述べました。
-- NHK NEWS WEB