12日、長野県の松本空港で滑走路の閉鎖につながった小型ジェット機のパンクは、パイロットがパーキングブレーキの解除を忘れて離陸しようとしたことが原因だと分かりました。
松本空港で、12日昼すぎ、離陸しようとしていた小型ジェット機の2つある後輪のうち1つがパンクし、飛び立てなくなりました。
このトラブルで、滑走路がおよそ6時間閉鎖され、FDAの5便が欠航となり、400人近くの利用客に影響が出ました。
小型ジェット機を所有する会社などによりますと、パイロットがパーキングブレーキを解除し忘れて離陸しようとしたため、タイヤに取り付けられたブレーキディスクとそれを挟み込むブレーキパッドが接触し続けて熱を持ち、この熱でタイヤが損傷してパンクしたということです。
小型ジェット機を所有する会社の社長は「単純なミスでFDAの利用客と空港の関係者に多大な迷惑をかけてしまい申し訳なく思っています」と話しています。
松本空港は13日は通常どおり運用されています。
-- NHK NEWS WEB