ことしの春闘で、三菱重工業は基本給を引き上げるベースアップ相当分として組合の要求どおり月額1万4000円の賃上げを行う方針を固めました。
満額での回答は49年ぶりになります。
大手機械メーカー各社の労働組合は、ベースアップ相当分として、去年の要求の4倍にあたる月額1万4000円を要求しています。
このうち三菱重工業は、15日、組合側に要求どおり満額で回答する方針を固めました。
満額での回答は、1974年以来、49年ぶりとなります。
記録的な物価上昇への対応などが理由で、定期昇給分と一時金を含めて年収ベースでおよそ7%の賃上げになるということです。
大手機械メーカーでは、IHIも49年ぶりにベースアップ相当分として月額1万4000円の満額回答を行う方針を組合側に伝えています。
-- NHK NEWS WEB