1日午後、滋賀県栗東市で、自動車販売店の従業員が運転する車が、この店の駐車場のフェンスを突き破って、向かいの住宅の前にいた男性をはねました。男性は意識不明の重体になっていて、警察は、従業員が運転操作を誤った可能性があると見て詳しい状況を調べています。
1日午後2時前、滋賀県栗東市上鈎で自動車販売店「アウディ栗東」の駐車場のフェンスを突き破って路上に出てきた乗用車が男性をはねました。
男性は、販売店の向かいに住む会社員の橋本憲幸さん(44)で、病院に運ばれましたが、全身を強く打ち意識不明の重体になっています。警察によりますと、橋本さんは事故当時、自宅の植木の手入れをしていたということです。
乗用車を運転していたのは、この自動車販売店の29歳の男性従業員で、「客に試乗車のエンジン音を聞いてもらおうと思い、ギアの状態を確認しないままアクセルを踏んでしまった」と話しているということです。
警察は、従業員が運転操作を誤って路上に飛び出した可能性があると見て詳しい状況を調べています。
-- NHK NEWS WEB