福島県南相馬市の住宅で高齢の夫婦が襲われた強盗殺人未遂事件で、すでに逮捕されている20代の容疑者3人に続き、新たに千葉市の21歳の会社員が強盗殺人未遂の疑いで逮捕されました。警察は、グループ内での役割や事件に関わったいきさつなどを捜査しています。
この事件は先月26日、福島県南相馬市の住宅に男3人が押し入り、70代の夫婦に暴行を加えて夫に大けがをさせ、現金およそ10万円と貴金属を奪ったもので、これまでに20代の容疑者3人が逮捕されています。
警察は、この3人とともに事件に関わったとして、千葉市の会社員、矢板聖哉容疑者(21)を強盗殺人未遂の疑いで逮捕し、14日午後、検察庁に送りました。
捜査に支障があるとして認否は明らかにしていません。
警察によりますと、事件当日、南相馬市内で、先に逮捕された3人が乗った車とは、別の不審な車が確認されていて、この車を矢板容疑者が運転する様子が防犯カメラに写っていたということです。
これまでの調べで先に逮捕された3人は、SNSのいわゆる闇バイトで知り合って事件を起こしたことがわかっていて、警察は、グループ内での役割や事件に関わったいきさつなどを捜査しています。
-- NHK NEWS WEB