対話式AIソフト「ChatGPT」を開発したアメリカのベンチャー企業は、新たに画像を添付すると解析する新たな機能を追加した最新のソフトを披露しました。
アメリカのベンチャー企業、オープンAIは、14日、ChatGPTの最新のソフトをオンラインイベントで披露しました。
このソフトは、質問を入力すると、すぐに自然な文章で説得力のある回答を作成する対話式のAIですが、今回新たに発表されたのは、質問の入力欄に画像を添付し、文章とともに質問できる機能です。
例えば、カメラを手にしたリスの画像を添付し「この画像の何がおかしいか指摘して」と尋ねると、「リスはカメラを持たないからこの画像は現実的ではない」などと分析します。
また、卵、牛乳、小麦粉といった食材の画像とともに「これらの食材を使うとどんな料理ができる?」という質問には、「パンケーキやワッフルなど無限の選択肢がある」などと回答します。
ChatGPTは、さまざまなビジネスに活用できるという期待がある一方、誤った情報が生成されたり、詐欺に使われたりするのではないかといった課題も指摘されています。
-- NHK NEWS WEB