ことし1月、神奈川県横須賀市で、歩いて帰宅していた男性を後ろから車ではねたうえ、バッグを奪って逃げたとして、警察は、20歳の容疑者を殺人未遂と強盗の疑いで逮捕しました。
ことし1月17日の午後11時半すぎ、横須賀市浦賀の路上で50代の会社員の男性が歩いて帰宅していたところ、突然、後ろから走ってきた軽乗用車にはねられました。
その後、警察が現場に駆けつけたときには、倒れた男性を残して車は現場から逃走していて、男性が持っていた現金3万円が入ったバッグが持ち去られていたことがわかったということです。
男性は、頭を強く打っていて全治1か月の大けがでした。
警察は、周辺の防犯カメラの映像を分析するなど捜査を進めた結果、横須賀市久里浜に住む無職、中村鷹哉容疑者(20)が関わった疑いがあるとして、16日、殺人未遂と強盗の疑いで逮捕しました。
これまでの調べによりますと、容疑者は男性と面識はなく「歩いている人を見つけたら車をぶつけて金をとってやろうと思っていた」などと供述しているということです。
警察は、強盗目的で車を走らせ歩行者を狙ったとみて調べています。
-- NHK NEWS WEB