動画投稿アプリ TikTokのCEOが、アメリカ議会の公聴会で今週、証言するのを前に動画を投稿し、アメリカでのアプリの利用者は1億5000万人を超えているなどとして、アプリの利用が禁止されれば、利用者に大きな影響があると訴えました。
TikTokのチュウCEOは23日に開かれるアメリカ議会下院の公聴会で、アプリのプライバシーの保護など利用者の情報の取り扱いについて、初めて証言することになっています。
これを前にチュウCEOは21日、TikTokに1分余りの動画を投稿し、アメリカでのアプリの利用者は1億5000万人を超えているほか、中小企業など500万社がビジネスで活用しているなどと説明しました。
そのうえで「一部の議員がTikTokの利用を禁止すると言い始めているが、1億5000万人からアプリを取り上げることになる」と述べて、アプリの利用が禁止されれば利用者に大きな影響があると訴えました。
TikTok側は否定していますが、アメリカではTikTokを通じた中国政府への利用者の個人情報の漏えいに対する懸念が高まっています。
-- NHK NEWS WEB