2日は全国的におおむね晴れ、気象庁は東京で桜が満開になったと発表しました。都内の桜の名所は、花見を楽しむ多くの人でにぎわいました。
気象庁によりますと、2日の日中は西日本の一部を除いておおむね晴れて、穏やかな天気となり、気象庁は東京で桜が満開になったと発表しました。
およそ800本の桜が植えられている桜の名所、上野公園ではソメイヨシノが7分から8分咲きとなっていて、家族連れや若者のグループ、外国人観光客などが桜並木の下で乾杯をしたり、記念撮影をしたりしていました。
気象庁によりますと、東京の桜の満開は平年に比べて1日早く、去年より2日遅いということですが、ソメイヨシノでは全国で最も早いということです。
また、2日は宮崎や静岡など5か所で桜の開花が発表されましたが、各地で平年よりも2日から9日遅い開花となりました。
同僚との花見のため、1日夜から場所取りをしていたという23歳の会社員の男性は「桜もきれいで、みんなが楽しんでくれてよかったです。新年度早々いいスタートが切れたので、あすから仕事を頑張りたいです」と話していました。
また、ハワイから妻と観光に訪れたという77歳の男性は「桜がとてもすてきで本当に感動しました。みんなで花を楽しむこうした雰囲気は見たことがなく、すばらしいです」と話していました。
-- NHK NEWS WEB