大手コンサルティング会社のアクセンチュアは、今後およそ1年半の間におよそ1万9000人を削減する計画を明らかにしました。アメリカのメディアはコンサルティング業界の人員削減として過去最大規模と伝えていて、景気減速への懸念が高まる中、企業の間でコスト削減の動きが広がっています。
アクセンチュアは23日、来年8月までのおよそ1年半の間に、従業員全体の2.5%ほどにあたる、およそ1万9000人を削減する計画を明らかにしました。
アメリカのメディアはコンサルティング業界では過去最大規模の人員削減だと伝えています。
削減の理由について会社は、賃金が上昇しているためコストを削減し業務の合理化を進めるとしています。
景気減速への懸念が高まる中、アメリカではIT企業を中心に人件費などのコストを減らそうという動きが相次いでいて、コンサルティング業界にも人員削減の動きが広がっています。
-- NHK NEWS WEB