大手製薬メーカーのアステラス製薬は、中国の首都・北京で3月、中国の法律に違反した疑いで当局に拘束された50代の日本人男性について、自社の社員であることを明らかにしました。現在、外務省を通じて情報収集をしているということです。
日本政府関係者などによりますと、3月、北京市内で日系企業の幹部の50代の日本人男性が中国の法律に違反した疑いで国家安全当局に拘束されたということです。
この男性についてアステラス製薬は26日、拘束されたのは自社の社員で、現在、外務省を通じて情報収集をしていることを明らかにしました。
男性が拘束された詳しい経緯や肩書き、年齢などについては、公表できないとしています。
アステラス製薬は「関係する皆様にご心配をおかけしております。外務省を通じて情報収集をしており、適切に対応します」とコメントしています。
-- NHK NEWS WEB