25日のニューヨーク株式市場は、アメリカで本格化した年末商戦への期待感から買い注文が広がり、ダウ平均株価は4営業日続けて最高値を更新しました。
25日のニューヨーク株式市場は、前日に本格的にスタートした年末商戦で大手デパートなどの初日の売り上げがよく、出足は好調だという見方から買い注文が広がりました。
このためダウ平均株価は、休日前の23日より68ドル96セント高い、1万9152ドル14セントで取り引きを終え、4営業日続けて最高値を更新しました。
また、IT関連の銘柄が多く上場しているナスダック市場の株価指数も、23日より18.24ポイント高い、5398.92ポイントで取り引きを終えて、最高値を更新しました。
市場関係者は「ニューヨークの老舗デパートで、セールの初日の人出としては過去最高になるなど、トランプ次期大統領への期待感などを背景に、アメリカの個人消費は堅調さを増している」と話しています。
-- NHK NEWS WEB