今年度の株式の配当や株主優待を受け取る権利は29日の取り引きをもとに確定しますが、30日の東京株式市場では、これまで配当ねらいで株を買っていた個人投資家などから売り注文が入り株価は値下がりしました。
▽日経平均株価、30日の終値は29日より100円85銭安い2万7782円93銭
▽東証株価指数=トピックスは、12.16下がって1983.32
▽一日の出来高は12億7527万株でした。
今年度の株式の配当や株主優待を受け取る権利は、29日の取り引きをもとに確定することとなりますが、30日はその翌日のいわゆる「権利落ち日」で、配当ねらいで株を買っていた個人投資家の間で売り注文が目立つ展開となりました。
一方、欧米の金融不安への懸念がひとまず和らいでいることもあって、株式を買う動きもみられ、日経平均株価の値下がりの幅は100円余りとなりました。
31日は今年度最後の取り引きとなりますが、年度末の株価の水準は企業の決算などにも影響するだけに、その動向が注目されます。
-- NHK NEWS WEB