東京 歌舞伎町の飲食店で、未成年と知りながら少女に酒を提供したなどとして、店の経営者らが風俗営業法違反の疑いで逮捕されました。店は、男性従業員が接客する「メンズコンセプトカフェ」と呼ばれるもので、10代の少女などが客として複数、訪れていたということで、警視庁が詳しい経営の実態を調べています。2人は容疑を一部、否認しているということです。
逮捕されたのは、東京 歌舞伎町の「NAカフェ」の経営者で会社役員の畑中卓也容疑者(41)と当時19歳の従業員の2人です。
警視庁によりますと、2人は、当時16歳と17歳の少女に対し、未成年と知りながら店内で酒を提供したなどとして風俗営業法違反の疑いが持たれています。
店は男性従業員が接客する「メンズコンセプトカフェ」と呼ばれるもので、10代の若者が集まる通称「トー横」周辺で少女たちに声をかけて店に誘っていたということです。
少女の1人は30万円のシャンパンを注文していたということです。
警視庁の調べに対し、2人は容疑を一部、否認しているということです。
この店では、ことし1月にも「メンズ地下アイドル」のメンバーだった店の従業員が女子高校生にわいせつな行為をしたとして、逮捕・起訴されています。
警視庁が詳しい経営の実態を調べています。
-- NHK NEWS WEB