NPB=日本野球機構は、野球のすそ野を広げるために計画していた2軍の公式戦に参入する新たな球団の公募の受け付けを、来月から開始することを明らかにしました。
プロ野球では現在、2軍の公式戦が、イースタン・リーグ7球団とウエスタン・リーグ5球団に分かれて行われていて、野球のすそ野を広げるため2軍の試合に参加する球団を増やす計画を検討していました。
NPBの井原敦事務局長は3日の実行委員会の終了後に報道陣の取材に応じ、来月から、参入を希望する企業の申請書の受け付けを開始することを明らかにしました。
参入を計画する企業は、来年か再来年のどちらのシーズンから参加するか希望を出すことができ、追加される球団の数は両リーグを偶数にするため2球団がベースとなるものの上限などは特に設けていないということです。
NPBは、今月と来月にそれぞれ1回ずつ、参入を希望する企業向けに説明会を開き、公募の詳細を伝えることにしています。
そして応募する際に、球団の経営計画や球場の確保策、それにチーム編成の方針などの提出を求めたうえで審査を行っていくということです。
-- NHK NEWS WEB