ことしの新入社員について、公益財団法人の日本生産性本部は、去年、世界中で大ヒットしたスマートフォンのゲームアプリ「ポケモンGO」にちなんで、「キャラクター捕獲ゲーム型」と名付けています。
スマートフォンで情報収集しながら就職活動をしていた姿が、ゲームに熱中した人たちの姿に重なるからだということで、人気企業の内定を得るのは、入手するのが難しい「レアキャラ」をゲーム内で捕獲することと似ているとしています。
そのうえで、「どこへでも出向くフットワークの軽さを仕事でも発揮してほしいが、ゲームのやりすぎと同じように『ワークライフバランス』には注意が必要だ」としています。
日本生産性本部では、企業の採用担当者や教育の専門家に毎年、新入社員の特徴を分析してもらって名前をつけています。去年は多くが希望の内定先に着地した「ドローン型」、平成26年は、就職活動を手堅く安全に行った「自動ブレーキ型」と名付けられました。
27年「消せるボールペン型」
26年「自動ブレーキ型」
25年「ロボット掃除機型」
24年「奇跡の一本松型」
23年「はやぶさ型」
22年「ETC型」
21年「エコバッグ型」
20年「カーリング型」
-- NHK NEWS WEB