先月、中国国内で拘束された大手製薬会社の日本人男性について、松野官房長官は、日本大使館の職員が、4日面会したことを明らかにしました。健康状態に問題はないということです。
先月、中国 北京市内で、大手製薬会社に勤務する50代の日本人男性が法律に違反した疑いで国家安全当局に拘束され、日本政府は中国側に対し、早期に解放するよう求めています。
松野官房長官は、午前の記者会見で、日本大使館の職員が4日午後、この男性と面会し、本人に確認したところ健康状態に問題はなかったことを明らかにしました。
そのうえで「林外務大臣が中国を訪問した際にも抗議し、早期解放を含め、わが国の厳正な立場を強く申し入れた。引き続き強く申し入れていく。また邦人保護の観点から、家族を含む関係者との連絡など、できるかぎりの支援をしており、引き続き適切に対応していく」と述べました。
-- NHK NEWS WEB