福井市のIT関連会社の入社式では、仕事への意欲を高めてもらおうと新入社員にユニークな辞令書が手渡されました。
福井市にあるIT関連会社で行われた入社式には新入社員35人が参加しました。この会社は、情熱を持って仕事に励んでもらおうという思いを込めて、初めて、「日本一アツイ辞令書」と名付けた辞令書を用意し、新入社員一人一人に手渡しました。
辞令書は、縦15センチ、横10センチの木の板でできていて、情熱の「熱い」と板の「厚い」をかけて厚みは1.5センチあります。
入社式では、岩井宏太社長が「社会人になれば知識や能力ではなく、目の前の仕事から逃げないという情熱が大事になる。つらいときは、この辞令書を見直して頑張ってほしい」とエールを送りました。
新入社員の1人で福井県勝山市出身の滝川直樹さんは「辞令書は分厚く重みがあって責任の重さを感じました。早く一人前になって会社に貢献したいです」と話していました。
-- NHK NEWS WEB