全銀協=全国銀行協会の会長に就任した三菱東京UFJ銀行の小山田隆頭取は3日、記者会見し、取引先の大手電機メーカー、東芝の経営再建には組織の管理体制を早急に強化することが必要だという考えを示しました。
この中で小山田頭取は、東芝の子会社で原子力事業をてがけるウェスチングハウスが、先月末に日本の民事再生法にあたる連邦破産法11条の適用を申請したことについて、「将来の損失リスクの遮断ということで、必要な手だと思う」と述べ、理解を示しました。
また、小山田頭取は、「ガバナンスをさらに強化し、早期に的確な対応を進めてほしい」と述べ、東芝の経営再建にはウェスチングハウスの損失拡大を防ぐことができなかった組織の管理体制を早急に強化することが必要だという考えを示しました。
-- NHK NEWS WEB