アメリカのソーシャルメディア大手「ツイッター社」が、CEOのイーロン・マスク氏の別の企業「X社」と合併したことが明らかになり、現時点でサービス名の「ツイッター」に変更はないものの社名はなくなることとなりました。
これはツイッター社側が、今月4日付けでアメリカ カリフォルニア州の裁判所に提出した資料で明らかになりました。
資料には「ツイッター社はX社に合併され、もう存在しない」と書かれています。
X社は、マスク氏がトップの別の企業で、合併によりツイッター社の社名はなくなるものの、サービス名の「ツイッター」に現時点で変更はありません。
マスク氏はツイッター社の買収にあたり、去年10月、「何でもありのアプリXの開発を加速させる」などと発言していて、電子決済など日常のあらゆる場面で利用できる多機能なアプリの開発を目指す考えを示していました。
アメリカメディアの間では、X社への合併がアプリXの開発に向けた第一歩ではないかという見方が広がっていて、マスク氏による買収提案からおよそ1年がたつ中、ツイッターのサービスにどう影響するのか注目されます。
-- NHK NEWS WEB