中国で1990年代にテレビ放送され、大人気となった日本のバスケットボール漫画「SLAM DUNK」。そのアニメ映画が今月公開されるのを前に、北京で先行上映イベントが開かれ、大勢のファンが訪れました。
中国では今月20日から日本のアニメ映画「THE FIRST SLAM DUNK」が公開されます。
これを前に、15日、首都・北京にある大学の体育館で作品を先行して上映するイベントが開かれ、およそ4000人のファンが集まりました。
会場には、映画の登場人物を描いた大きな看板が設置されたほか、特設のバスケットコートでダンクシュートが披露されるなど盛り上がりました。
中国では1990年代に原作のテレビアニメが放送され、大人気となり、当時作品を見た30代や40代を中心にいまも多くのファンがいます。
配給会社によりますと、前売券の売り上げが15日午後の時点で4000万人民元、日本円で7億7000万円を超えたということです。
映画を鑑賞した30代の男性は「妻と一緒に当時の青春を思い出したいと思います」と話していました。
中国では新海誠監督の「すずめの戸締まり」が先月から公開され、記録的なヒットとなるなど日本のアニメ映画ブームとなっています。
-- NHK NEWS WEB