プロ野球の2軍の公式戦に新たに参入する球団の公募が5月から始まるのを前に、NPB=日本野球機構が参入を希望する企業を対象とした説明会を開催し、今後の審査の手順などを伝えました。
プロ野球では現在、2軍の公式戦が、イースタン・リーグ7球団と、ウエスタン・リーグ5球団に分かれて行われていますが、野球のすそ野を広げることを目的に、2軍の試合に参加する新たな球団を公募することにしています。
17日は、参入を希望する企業を対象とした説明会が、東京都内で非公開で行われ、NPBによりますと、独立リーグの運営会社など出席した複数の企業に対して、新球団を公募する目的や、今後の審査の手順や要件などをおよそ1時間、説明したということです。
説明会の終了後、取材に応じたNPBの井原敦事務局長は「実際に球団を経営するとなると大変なところもあるので、これからは、参加した方々の判断になると思う。全国的にすそ野を拡大したいという、こちらの思いを理解していただいたのはありがたかった」と話しました。
NPBは、5月22日にも今回と同様の説明会を開くことにしています。
そして、説明会に出席した企業を対象に、公募の受け付けを5月1日から始め、
▽来年の参入を希望する球団は7月末まで、
▽再来年の参入を希望する球団は8月末まで、
申請を受け付けるということです。
-- NHK NEWS WEB