18日の東京株式市場、株価は値上がりし、終値でことしの最高値を更新しました。
▽日経平均株価、18日の終値は、前日より144円5銭高い2万8658円83銭で、ことし3月の最高値を更新しました。
▽東証株価指数=トピックスは13.92上がって2040.89。
▽一日の出来高は10億1234万株でした。
東京株式市場、日経平均株価は値上がりし、終値でことしの最高値を更新しました。去年3月以来の、8営業日連続の株価上昇です。
このところ、アメリカの金融不安への懸念が後退していることに加え、円安を背景に、輸出関連銘柄などに買い注文が入りやすくなっていることなどが要因です。
さらに、18日に中国のGDP=国内総生産が市場予想を上回る伸び率だったことが発表されると、景気の回復で、中国人旅行者の消費が増えるのではないかとの期待が高まり、デパートや鉄道など、インバウンド関連の銘柄にも買い注文が集まりました。
ただ、市場関係者の間では、株価は上昇しているものの、取引は低調に推移しているとして、「日本株は、海外の一部の投資家が買っているだけではないか」との指摘もあります。
これから日米の企業の決算発表が本格化します。その内容にも注目です。
-- NHK NEWS WEB