アメリカで銀行破綻が相次いだ影響が、金融機関の決算にも一部出始めています。
アメリカの金融大手ゴールドマン・サックスの先月までの3か月間の決算は、金融不安を背景に債券や株式の取り引き収入が落ち込んだことなどから、最終利益は18%減少しました。
ゴールドマン・サックスが18日発表した、ことし1月から3月までの3か月間の決算によりますと、最終利益は前の年の同じ時期と比べて18%減って32億3400万ドル、日本円でおよそ4300億円でした。
減益となった要因としては、3月、銀行の相次ぐ経営破綻によって市場が不安定となった影響で債券や株式などの取り引き収入が落ち込んだことがあげられます。
また、企業の合併や買収に助言する投資銀行部門の収入も低迷したということです。
-- NHK NEWS WEB