不用品の買い取りに訪れていた高齢者の自宅からネックレスなどを盗んだとして、古物売買会社の代表が逮捕されました。首都圏では同様の手口による被害が80件余り確認されていて、警視庁は代表が仲間に指示を出して各地で盗みを繰り返していたとみて詳しく調べています。
逮捕されたのは東京 中央区に住む古物売買会社の代表、工藤伸之容疑者(43)です。
警視庁によりますと、おととし8月、千葉県松戸市の80代の女性の自宅から指輪やネックレスを盗んだ疑いがもたれています。
代表の会社は不用品の買い取りの勧誘をしていましたが、訪問する約束を取り付けた女性の自宅に仲間の業者の従業員などを送り込み、隙を見て室内を物色して物を盗ませていたとみられるということです。
指輪などは換金され、代表が金を回収していたとみられるということです。
警視庁の調べに対し、代表は黙秘しているということです。
首都圏では同様の手口による被害が86件確認されていて、警視庁は代表が仲間に指示を出して各地で盗みを繰り返していたとみて詳しく調べています。
-- NHK NEWS WEB