22日に富山県高岡市のフィットネスクラブで、5歳の男の子がプールに沈んでいる状態で発見され、死亡しました。
クラブの運営会社によりますと、男の子が見つかった際、腰に装着させていた浮き具が外れていたということで、警察は安全管理や指導の態勢などに問題がなかったか調べています。
22日午後5時前、高岡市木津の「オーパスフィットネスクラブ高岡」で、スイミングスクールに参加していた高岡市の保育園児、笠谷拓杜ちゃん(5)が、プールに沈んでいる状態で発見され、病院に運ばれましたが死亡しました。
拓杜ちゃんが見つかったのは、深さが1.2メートルほどある25メートルプールで、クラブの運営会社によりますと、水泳の練習や検定が終わり、15分間の自由時間が始まった直後だったということです。
当時、3人のスタッフが、プールの中やプールサイドで、拓杜ちゃんを含む5歳から13歳の19人を指導していましたが、スタッフは拓杜ちゃんが溺れたことに気が付かなかったということです。
また、スタッフは、安全のための浮き具を、拓杜ちゃんの腰にひもで結んで装着させていましたが、見つかった際、浮き具は外れていたということです。
警察は、安全管理や指導の態勢などに問題がなかったか、当時の詳しい状況を調べています。
-- NHK NEWS WEB