トヨタ自動車は従業員の仕事と育児の両立を支援するため、「時短勤務」を認める子どもの年齢を「18歳」まで拡大する方針を決めました。正社員・非正規労働者ともに同じルールを適用することにしています。
トヨタではこれまで
▽正社員の場合は子どもが小学4年生まで
▽パートタイムや期間従業員といった非正規労働者では子どもが3歳になるまで「時短勤務」を認めてきました。
この制度の拡充について、トヨタは労働組合と協議を進めてきましたが、会社によりますと、このほど「時短勤務」を認める子どもの年齢を「18歳」まで拡大する方針を決めました。
正社員・非正規労働者ともに同じルールを適用することにしていて、職場ごとにことし6月から7月にかけてスタートさせる予定です。
トヨタでは、制度を各家庭の事情に応じて利用しやすい形にすることで、従業員の仕事と育児の両立を支援していきたいとしています。
また、トヨタでは育児だけでなく、介護などを理由とした「時短勤務」の拡充についても検討していて、今後、労働組合と具体的な制度のあり方について協議を進める方針です。
-- NHK NEWS WEB