週明けの24日の東京外国為替市場、アメリカの景気減速への懸念が後退してドルが買われ、円相場は小幅に値下がりしました。
外国為替市場では、先週末にアメリカで発表された企業の景況感を示す指標が市場の予想を上回ったことで、アメリカの景気の減速懸念が後退し、利上げが続くという観測が広がりました。
このため、ドルを買って円を売る動きが出て、円相場は小幅に値下がりしました。
午後5時時点の円相場は、先週末と比べて30銭円安ドル高の1ドル=134円22~24銭でした。
ユーロに対しては、先週末と比べて75銭円安ユーロ高の1ユーロ=147円46~50銭でした。
ユーロはドルに対して1ユーロ=1.0986~88ドルでした。
市場関係者は「東京時間に入ってからは輸入企業のドル買いも出て、円が売られたが、日銀の金融政策を決める会合が今週開かれるのを前に、結果を見極めようと積極的な取り引きを控える投資家もいた」と話しています。
-- NHK NEWS WEB