ソニーグループで金融事業を統括する「ソニーフィナンシャルグループ」は、新しい社長兼CEOに元金融庁長官の遠藤俊英氏を起用する人事を発表しました。ことし6月に開く株主総会などを経て就任する見込みです。
「ソニーフィナンシャルグループ」は「ソニー銀行」や「ソニー生命」などを傘下にもつ金融持ち株会社で、ソニーグループの金融事業を統括する会社です。
会社は25日に取締役会を開き、元金融庁長官の遠藤氏が社長兼CEOに就任する人事を内定しました。
遠藤氏は64歳。
2018年から2年間、金融庁の長官を務め、退任後の2020年に親会社にあたる「ソニーグループ」のシニアアドバイザーに就任しました。
社長への就任について遠藤氏は、「大きな責任を痛感している。持続的な成長を推進し心豊かに暮らせる社会の実現に貢献できるよう全力で取り組む」とコメントしています。
遠藤氏は、会社がことし6月に開く株主総会とその後の取締役会を経て正式に社長兼CEOに就任する見込みです。
-- NHK NEWS WEB