大手商社の双日の30代の社員が、以前勤めていた別の商社から営業秘密にあたる情報を不正に持ち出した疑いがあることが捜査関係者への取材で分かりました。警視庁は25日までに会社や社員の自宅を捜索し、詳しいいきさつを調べています。
捜査関係者によりますと、双日の30代の社員は、去年夏ごろ、別の大手商社から転職した際に、この会社の営業秘密にあたる情報を不正に持ち出したとして、不正競争防止法違反の疑いが持たれているということです。
警視庁は、25日までに東京 千代田区にある双日の本社と社員の自宅を捜索していて、詳しいいきさつを調べています。
双日は、「警視庁の捜索が入ったことは事実です。捜査に全面的に協力してまいります」としています。
-- NHK NEWS WEB