フィギュアスケートのペアで主要な国際大会をすべて制するなど、大きく躍進した三浦璃来選手と木原龍一選手が今シーズンの報告会を開き、「もっともっと上に上がっていきたい」とさらなる活躍を誓いました。
“りくりゅう”の愛称で親しまれる三浦選手と木原選手のペアは、今シーズン、世界のトップ選手が出場するグランプリファイナルと四大陸選手権、それに3月に、さいたま市で開催された世界選手権で、いずれも、ペアでは日本勢初となる優勝の快挙を成し遂げました。
2人は25日に都内で報道向けの報告会を開き、3つの金メダルを首から下げて登場すると、はじめに、所属する会社からそれぞれ1400万円の報奨金が贈られました。
三浦選手は「けがからのスタートだったが、支援と声援をいただいて最後まで滑りきることができた」と感謝の思いを話しました。
そのうえで、今シーズンはウクライナへの軍事侵攻によって世界トップレベルのロシア勢が国際大会から除外されていたことを踏まえ、「結果はうれしいが、ペアの世界にはまだまだ上手な人たちがいる。チャンピオンになった気持ちはなく、このままではだめなので、もっともっと上に上がっていきたい」と来シーズンのさらなる活躍を誓いました。
-- NHK NEWS WEB