起業家のイーロン・マスク氏は報道機関などがツイッター上に公開した記事について、1本ごとに課金できる仕組みを導入する方針を明らかにしました。
5月から始めるとしていますが、詳細は明らかにしていません。
これはツイッターを買収し、運営する会社のCEOでもあるイーロン・マスク氏が4月29日、投稿で明らかにしました。
それによりますと報道機関などがツイッター上に公開した記事について、月額の定額料金を支払わなくても記事1本ごとに課金できる仕組みを導入するということです。
利用者は記事全文を読もうとすると定額料金の支払いを求められるケースが多くなっています。
マスク氏は「メディアにとっても利用者にとってもウィンウィンの形になる」などと説明しています。
記事1本あたりの料金や支払い方法など詳細は明らかにしていませんが、5月から開始するとしています。
報道機関にとっては定額料金を支払う契約者が減るリスクが考えられる一方、記事1本ごとに課金できれば収益増加につながるメリットもあるとされています。
また、マスク氏にとっては広告収入が減るツイッターの新たな収入源の1つにしたいねらいもあるのではないかという見方も出ています。
-- NHK NEWS WEB