奈良県から和歌山県に続く世界遺産「大峯奥駈道」を登山中に連絡がとれなくなり、警察などが捜索していた三重県の50代の男性が4日朝、無事に下山していたことがわかりました。
警察によりますと、三重県四日市市の56歳の男性会社員が先月30日から5日間の予定で奈良県から和歌山県に続く世界遺産「大峯奥駈道」を登山していましたが、今月1日を最後に家族と連絡がとれなくなりました。
警察と消防は遭難したとみて3日から連絡が途絶えた奈良県内の山を捜索していましたが、4日午前7時ごろ、男性から無事に下山したと連絡があったということです。
男性は登山中に携帯電話の予備のバッテリーをなくし電池を節約するため電源を切っていたということで、急きょ、予定を変更して3日夜、和歌山県田辺市の熊野本宮で下山したということです。
-- NHK NEWS WEB