NEXCO東日本、中日本、それに西日本の3社は、EV=電気自動車向けの急速充電器の整備を進め、今後3年間で充電できる箇所を大幅に増やす計画を明らかにしました。
NEXCO3社は、充電インフラの整備を手がける東京 港区の会社とともにEV向けの急速充電器の整備を進めていて、車体に接続して充電できる口数は、ことし3月末の時点で合わせて511となっています。
各社は、今後、EVの普及が一段と進むとみてスムーズに充電ができる環境を整えるため、3年後の2025年度末までに充電器の口数をこれまでの2倍を超える1100に増やす計画です。
また、2024年度からは、ETCを搭載する車を対象に、高速道路から一般道に降りて充電し、一定の時間内に高速道路に戻った場合には追加料金がかからない制度も始める方針です。
政府は、おととしまとめた成長戦略で、急速充電の設備を整備することなどでEVなどの電動車について、遅くとも2030年までにガソリン車並みの経済性や利便性を実現するとしています。
NEXCO各社は、1つの充電器で充電できる口数を増やすなどして効率的に充電できる仕組みを整えたいとしています。
-- NHK NEWS WEB