8日、山梨県富士吉田市にあるトレーディングカード販売店で、商品のカード合わせて1500枚余り、金額にして200万円分が盗まれていたことが分かりました。警察は高額で取り引きされるカードばかりを狙った窃盗事件として捜査しています。
警察などによりますと、8日午前6時ごろ、富士吉田市のトレーディングカード販売店で、出入り口のガラスが割られているのを警備会社が見つけました。
通報を受けた警察が調べたところ、店内のショーケースのガラスなどが割られ、商品のカードが盗まれていたということです。
盗まれたカードは大半が人気アニメ「ポケットモンスター」のカードで、合わせて1500枚余り、被害金額はおよそ200万円に上るということです。
中には1枚18万円のカードも含まれていたということで、高額なカードばかりを選んで盗んだとみられています。
警察は窃盗事件として、付近の防犯カメラの映像を分析するなど捜査を進めています。
トレーディングカードをめぐっては、愛好家などの間で高額で取り引きされることもあり、4月、東京都内の店舗で100万円分が盗まれるなど各地で同様の被害が相次いでいます。
被害にあった店の店長は「店がつぶれてもおかしくないほどのカードを盗まれ、とても痛手です」と話していました。
-- NHK NEWS WEB