9日の東京株式市場、ハイテク関連などの銘柄に買い注文が広がって、株価は値上がりしました。ことしの最高値を更新し、およそ1年4か月ぶりの水準に上昇しました。
▽日経平均株価、9日の終値は8日より、292円94銭高い2万9242円82銭
▽東証株価指数=トピックスは、26.34上がって2097.55
▽1日の出来高は、13億4751万株でした。
9日の東京株式市場、株価は値上がりしました。
ことしの最高値を更新し、およそ1年4か月ぶりの水準です。
8日のニューヨーク市場でハイテク関連の銘柄に買い注文が出た流れを受けて、東京市場でも取り引き開始直後から半導体などの銘柄を中心に買い注文が広がりました。
また、企業の決算発表がピークを迎えるなか、業績が好調だった企業に買い注文が膨らんだことも株価を押し上げる要因となりました。
9日は朝方から値上がり幅を徐々に広げ、買い注文が優勢の一日となりましたが、投資家の関心はアメリカの動きに移っています。
日本時間の9日夜から10日夜にかけては、FRB高官の講演や4月の消費者物価指数の公表を控え、利上げのペースを見極めようと注目が集まります。
-- NHK NEWS WEB