大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手が9日のアストロズ戦で、2回に6番 ペーニャ選手からスライダーでこの試合2個目の三振を奪って大リーグ通算502奪三振とし「野球の神様」と言われるベーブ・ルースがピッチャーでマークした通算奪三振数を超えました。
大谷選手は前回の登板で大リーグでの自己最多に並ぶ三振13個を奪って通算500奪三振としていました。
ベーブ・ルースの通算奪三振数については、大リーグの公式サイトや大手記録会社のサイト「ベースボール・リファレンス」では488となっていますが、別の大手記録会社のサイト「エライアス」では501となっていて、エンジェルスによりますと、1914年から1933年までにルースが投げたそれぞれの試合の奪三振数を合計すると501になるということです。
エンジェルスによりますと、大リーグで通算ホームラン100本と500奪三振を達成したのは「野球の神様」と言われるベーブ・ルース以来、2人目だということですが、大谷選手はこれで奪った三振の数ではルースの記録を超えました。
ホームラン数では通算714本のルースに対して大谷選手は通算134本で、まだ大きな差があります。
-- NHK NEWS WEB