容器が破損するなどして廃棄される予定だった農薬を、インターネットで不正に販売したとして、兵庫県の52歳の会社員が農薬取締法違反の疑いで書類送検されました。
書類送検されたのは、兵庫県姫路市の52歳の会社員です。
警視庁によりますと必要な届け出をせずに、インターネットのフリーマーケットサイトで農薬を不正に販売したとして、農薬取締法違反の疑いが持たれています。
販売されていたのは、使用期限が切れたり容器が破損したりして廃棄される予定だった市販の農薬で、会社員は農薬を取り扱う物流会社の敷地内から無断で持ち出していたということです。
会社員は令和2年5月から2年余りにわたって、全国の116人に定価の半分以下の値段で販売していたとみられ、自宅からはおよそ550キロ分の農薬が押収されたということです。
調べに対し「違法だと認識していたが小遣い稼ぎでやった」と容疑を認めているということです。
-- NHK NEWS WEB